Keola Beamer’s Slack Key Guitar WS

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Slack Key Guitarが表舞台に出るようになったのは、ハワイアンルネッサンスで沸き上がる1970年代ハワイでの事。
スラックキー第1世代にくくられるミュージシャンの多くはもうこの世にはいなくなってしまった中、その頃から活躍していて今もなお新しい作品を生み出しているレジェンド、Keola Beamer.
そして当時、他人に奏法を教えることなどタブーとされていたSlack Key Guitarの世界で、ハワイはもちろん、世界初のSlack Key Guitar教則本を1973年自己出版したのも、このKeola Beamerです。

スラックキープレイヤーにとっては正に神的な存在のお方ですが、ご縁があってMAKALANIのコーディネートの元、Keola氏のワークショップを開催させて頂く事が出来ました。
2005年9月来日時、駆け出しのスラックキープレイヤーMAKALANIが座間ハーモニーホールでケオラ氏のオープニングアクトを務めさせて頂いた時から考えると、夢のような展開です。

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その数日前、丸の内コットンクラブでのライブで久しぶりに観たKeola と奥様のMoanaさんのステージでは、彼の音楽に向かう真摯な姿勢と、Beamer家としてハワイ音楽史を背負った深いカルチャーに心を奪われました。

やはり音は人なのですね。
ギターを媒体として、その人自身と、その人が生きてきた軌跡が音として出てくるんですから。
それはもう感動して、インスト曲で泣きました。

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そんな事から、ワークショップでは、奏法はもちろん、Keola氏自身の人柄に触れる事が第1と感じて、遠藤裕子さんに通訳でご協力頂きました。
参加者の喰い入る様な眼差しで、それは伝わったと確信しています。
裕子さん、心の通った通訳をありがとうございました。

さて、このワークショップの内容と、その後行われたシュウスズキ氏によるロングインタビューは、後日8011web.com
アップされる予定です。
Keola Beamerの世界観をより理解出来る深い内容になるはずです!
どうぞお楽しみに!

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